2025.05.23
カテゴリー:その他
洋服や寝具などのタグについている洗濯表示マーク、実はこれ服を長く大事に着るため・寝具を長く使うために欠かせない超重要な情報源です。
このマークたちは、洗い方や漂白の可否、乾かし方、アイロンの温度、クリーニングの方法など…お手入れ方法を詳しく教えてくれています。
間違った方法で洗濯してしまうと、縮んだり、色落ちしたり、生地が傷んでしまったり…お気に入りのものが一発アウト、なんてことも。
日本では2016年12月に洗濯表示が大きく変わりました。
今の表示は、国際的なルール(ISO 3758)に合わせたもので、海外ブランドでも同じルールで洗い方を判断できるようになっています。
国境を超えて当たり前に流通するようになった今の時代に合わせて、表示を世界共通にしたんですね。
この新しい表示は、日本産業規格(JIS)として2014年に制定され、2016年から実際に使われはじめました。
その後も時代に合わせて改正されていて、2024年8月の段階では、表示の種類がなんと43種類にまで増えています。
これだけ細かくなったのは、最近の衣類が素材も加工もどんどん多様化しているから。それぞれに合った丁寧なお手入れ方法を示す必要があるんです。
新しい洗濯表示では、5つの「基本記号」洗濯・漂白・乾燥・アイロン・クリーニングを中心に、それに組み合わせる「線」や「点」、「数字」で細かく状態や条件を表しています。
たとえば、水温の上限や洗濯の強さ、乾燥の方法やアイロンの温度なども一目でわかるようになっています。
「×」マークがついていれば、そのお手入れはNGというサインです。
また、昔の表示は「この方法で洗ってね」という推奨型でしたが、
新しい表示は「ここまでならOK、それ以上はやめて!」という“上限表示”になっています。
つまり、長持ちするためにより慎重な扱いが求められるようになったということですね。
このガイドではそんな進化した洗濯表示を、イラストや具体例も交えながら初めて見る人にもわかりやすく解説していきます。
長持ちさせたい、失敗したくない、そんな人こそぜひ知っておきたい基本知識が満載です。
読み終わる頃には、タグのマークを見て「はいはい、これは手洗いね!」なんて自信を持って判断できるようになるはずです!
洗濯表示は以下の5つの基本記号から構成されています。
さらに、×印がついていたら「そのケアはNG!」ということです。
表示はすべて「この範囲でやってね」という上限表示に変わってるのも重要ポイント!
ほかには「洗濯ネット使用」「裏返しにして洗う」「あて布使用」などの付記用語もあるので、そちらも見逃さずチェック。
記号だけじゃ伝えきれない大事な注意点が書いてあります。
洗濯表示は、服を大切にするためのシンプルだけど重要なガイド。
ちょっと面倒に見えますが、基本のルールと記号の意味をつかめば服のトラブルはグッと減ります。
消費者庁のサイトも活用して、賢くお洗濯しましょう!
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