株式会社ディーブレス

メニュー

最新情報

ノー予約・ノープラン。気まま万博レポ【EXPO 2025 大阪・関西万博】

2025.05.29

カテゴリー:

先日、泉大津の工場へ撮影に同行する機会があり、ふだん見られない製造現場にワクワクしつつ…

「せっかくの関西!」と、足をのばしてあの大阪・関西万博も行ってきました!

予約って?例の虫は?万博の気になるあれこれ、重要ポイントをお届けします。

 

・万博会場まで

入場チケットを購入後は、来場日時の選択が必要です。

チケットを購入してしまえばいつでも来場することができるというわけですね。

明日は雨だからやめようかなー、あのイベント予約できたから行こう!などと臨機応変に日時変更できます。

⚠️来場日時の変更は券種毎の入場可能期間内に限り、3回までです⚠️

来場日時については下記をご覧ください↓

大阪・関西万博からのお願い

 

今回は5月23日金曜日に平日券(大人:6,000円)で入場しました。

平日券は一日券(大人:7,500円)よりも、ちょっとお得に入場できます。

あとは17時以降に入場できる夜間券(大人:3,700円)などもあります。

入場チケットの種類・価格

 

来場日時を選択する際に、混雑状況もわかるのですが…

23日の東ゲートは9時から11時台まで混雑予想!西ゲートも10時まで混雑予想。

なるべく早い時間に、混雑せず入場したかったので西ゲートに11時からで入場予約しました。

 

📍会場のアクセスについて

会場へのアクセスは東ゲートに到着する夢洲駅まで電車で向かう方法と、西ゲートに向かうバスや船に乗る(要予約)など様々あります!

私は今回シャトルバスで南海なんば駅から会場まで向かいました。バスは新大阪、大阪、なんば…ほか主要駅から出ています。選択肢が多くて助かりますね。

Xでは船もおすすめという投稿も見ました。

大阪・関西万博会場へご来場の方へ

シャトルバスチケット購入サイト(KANSAI MaaS)

バスも予約が必要なので早めにチェックしておきましょう!

電車とは違い、確実に座れるので体力を温存して向かいたい人におすすめです。

シャトルバスを利用するにはKANSAI MaaSのアプリが必要です。アプリをダウンロードして画面を見せて乗車します。

南海なんば駅から約30分で到着。万博への入場は11時に予約していて少しオーバーしますが、予約時間以降でしたら遅れても大丈夫です!

 

西ゲートへ向かう途中、東ゲートが見えたのですが…ものすごい待機列が!(画像左側までびっしりといました)

そんな光景を横目に、西ゲートへ到着!

 

・入場

入場する際に、荷物検査があります。ペットボトルのチェックもあるのですぐ出せるようにしておきましょう。

そんなこんなで万博会場へ無事入場!西ゲートはすんなり行けました。

入ってすぐにミャクミャクのオブジェがありました。ゆるキャラ(?)対決。

入場してすぐ見える景色一通り写真を撮り終え…立ち尽くしました。

今回なんと。ノープラン&予約なしです!

約1ヶ月ほど前に決まった大阪行きだったため、パビリオンやイベント観覧の抽選は7日前のみでした。

 

📍抽選について

来場日時予約をした日の3か月前から2か月前の前日まで受け付ける2か月前抽選

来場日時予約をした日の1か月前から8日前まで受け付ける7日前抽選

来場日時予約をした日の3日前から前日の午前9時まで受け付ける空き枠先着予約

会場に入場して10分後から受け付ける当日登録(先着)

 

下に行くほどに来場日に近くなっていくのですが、これだけの抽選方法があります。

全てEXPO2025デジタルチケットサイトから行うのですが、スマホからの先着はほぼ取れないです!

並んでる間にチェックするくらいの気持ちでいた方が良さそうです。

 

先ほどスマホからの先着はほど取れない!と言いましたが、会場には当日登録端末というものがあります。

スマホからだとどうしてもタイムラグがあるようで、当日登録端末がおすすめです。

私も当日登録端末でポーランド館の予約が取れました。(当日登録端末もだいぶ並びます)

予約・抽選ガイド

 

7日前抽選にはチャレンジできたので、気になっていたイタリア館に第1希望から第5希望まで全てをかけましたが全て外れました。

イタリア館だけの予約アプリが存在していたのですが、そちらでも万博終了日までいっぱいでした。

というわけで…予約なし状態で臨むことに。(3日前からの先着もちょくちょくキャンセルが出るそうなのでみなさんは諦めないでください!)

 

とぼとぼ歩いていると近くに設置されていたのでせっかくならと、当日登録端末にチャレンジしてみました。並んだ時間は約40分ほどでした。

当日登録に並んでいる間、落合陽一氏がプロデュースするシグネチャーパビリオン「null2」(ヌルヌル)の当日予約枠12時ぶんの開放が。

並んでいるのでもちろんデジタルチケットサイトからの挑戦!

「null2」(ヌルヌル)には、事前予約が必要なダイアログモードと、

予約不要で体験できる15分程度の体験インスタレーションモードの2種類があるそう。

 

流石の人気で12時すぐはエラーを繰り返して、なかなか画面が進みません。

やっと開いたと思ったらダイアログモードはもう満員に。インスタレーションモードは14時30分からの枠で予約できました。

 

予約は1枠のみで、予約していたパビリオンに入場しないと次の予約はできません。

もう新しい予約はできませんが入れ替えはできます。

イタリア館を当日登録端末で見てみましたが…粘っても取れなさそうだったので諦めました。

 

「null2」(ヌルヌル)までどうしようかなとふらふらしていたところ、バーラト館が。

予約なしで入場でき、人も少なかったので入ってみました。

🇮🇳インドパビリオン(バーラト)

「パドマパニ(蓮華手)と菩提樹が、思いやりとマインドフルネスの象徴として静かに来場者を迎え、バーラトの精神の源を語ります。」

出典:インドパビリオン バーラト―体験し、記憶し、受け継がれるもの―

とあるように、ところどころにそれらを感じる展示がありました。建物も蓮の花のイメージしているようです。

「パビリオンの上空を彩る「ジオライト・メッシュ・ルーフ」には、72,576個のLEDライトが輝き、統一と精神性の光のパターンを描き出します。」

私は見られなかったのですが、夜になるとLEDライトが点くそう。

 

バーラト館を出て、ここで思い出しました。そういえば万博限定のくら寿司があったような!

くら寿司の場所は西ゲート側の端っこ。今のうちに見てみようかな…と13時ごろ到着したのですが整理券は終了。

(一人のカウンター席ならすぐに入れるという情報を得て夜に行けました!)

 

ここで空腹を満たすために神戸養蜂場のハチミツソフトを食べました。

🍴神戸養蜂場

⚠️支払いに現金は使えません!チャージ、クレジットカード等の用意をしておきましょう⚠️

万博会場内には食べられるところもたくさんあります。

フードコートのような連続してお店が並んでいるところや、道に屋台が出ていたり、コンビニも!

パビリオンに併設しているカフェやレストランもあるので、色々選べて食事も楽しめます。

ですが基本的に結構並ぶので、お腹が空く手前で動いた方がいいかもしれません。

 

「null2」(ヌルヌル)の予約が14時30分ですが、建物をゆっくり見ながらもう向かうことにしました。

イタリア館の前を通ってみたらものすごい行列…!4時間並ぶそうです。折りたたみの椅子は必須ですね。

大屋根リングにも登ってみました。

URBAN RESEARCH(アーバンリサーチ)が出店されていました。

至る所にミャクミャクを感じられます。

…と、しているうちに「null2」(ヌルヌル)へ到着しました。

null2

うまく言葉にはできないのですが、すごいものを見られた!という感じでした。

インスタレーションモードでこの感動なので、ダイアログモードはどんな感じなんでしょう?

 

次の予約ができるようになったので、再び当日登録端末にチャレンジ!

当日登録端末へ向かう途中、水上ショーをしていました。

万博会期中毎日11:00~16:00の毎時0分から約5分間実施されています。

「最大のインタラクティブな噴水設備」として2025年4月7日(月)にギネス世界記録™に認定されたようです。

ウォータープラザでの昼の演出「水と空気のマジカルダンス」がギネス世界記録™に認定~記録名は、「最大のインタラクティブな噴水設備」~

 

当日登録端末まで40分〜50分並び、ポーランド館の19時40分からの予約をゲットしました。

当日登録に成功すると、このようにレシートのような紙が印刷されます。

入場する際はこちらの紙は必要ありません。入場のQRコードのみで大丈夫です。

操作ですが、空いているパビリオンのみタップして選択ができるようになっているので、わかりやすいです。

 

当日登録端末はキャンセルがすぐ反映され空き出るのも早いですが、埋まるのも早いです。

パビリオンを選択した後に時間が表示されて、空いている時間を選択したら予約できるようになるのですが…

空いてる時間ここだけかーどうしよう?と、悩んでいる間に埋まります!空いたらとにかく取る、がいいと思います。

当日登録端末でも予約するのに苦戦するので、スマホからの予約はかなり厳しいですね。

 

この時16時。19時40分まで時間があります。

イタリア館は4時間待ち、他に気になっていたアメリカ館に並んでみようかなーと並び始めました。

🇺🇸アメリカパビリオン

2時間30分待ちとのことでしたが、1時間30分くらいで入れました。

5つの没入型展示エリアを順番に見ていくのですが、動画は宇宙開発に関する展示の後の、最後のエリアです。

それまでのエリアでもアメリカの綺麗な景色などが見ることができますが、最後だけあってかかなり力の入ったものでした!

その後、月の石を見ることができました。1970年の大阪万博とは別の月の石だそうです。

 

アメリカ館を出た後、時間もまだあったので気になっていたジャマイカ館のあるコモンズB館へ向かいました。

📍コモンズ館とは

複数の国・地域が共同利用するパビリオンです。

大阪・関西万博に参加する158カ国・地域のうち、コモンズ館に出展するのは94カ国・地域。

AからFまである6館はいずれも原則予約不要で入館でき、飲食物や特産品の物販コーナーを設けるブースもあります!

コモンズB館は並ぶことなく、すぐに入ることができました。

 

🇯🇲ジャマイカパビリオン

伝説的なミュージシャン:ボブ・マーリーや、陸上界のアイコン:ウサイン・ボルトの等身大レプリカと一緒に写真を撮ることができるフォトスポットがありました。

 

時間もいい感じになり、夜の水上ショーを見ながら次のポーランド館の予約時間まで待つことにしました。

水と空気のスペクタクルショー 「アオと夜の虹のパレード」

5月1日(木)~ 8月31日(日)
1回目 19:30~
2回目 20:30~ 

9月1日(月) ~ 10月13日(月)
1回目 19:10~
2回目 20:30~

 

前の方で座ってショーを見るには無料の事前予約が必要ですが、映し出される映像が大きいので遠くからでも楽しめます。

私はアメリカ館の並びで足がやられたので外のベンチで座って見ていましたが、全然見られました。

昼間の水上ショーよりもパワーアップしていて、最前で見たら迫力がすごそうです。

 

時間になったのでポーランド館へ!

🇵🇱ポーランドパビリオン

木の温かみを感じる外観です。入った瞬間から最後までずっと場所ごとに違ういい匂いがしました。

実際に植栽された草花やアロマを活用して作られた本格的なものだそうです。

出典:大阪万博ポーランド館の魅力は?レストランの料理・香り体験&ショパンコンサートに注目

自分オリジナルの花束を作り、それがスクリーンに投影されたり…

展示物含め、全体が癒しの空間でした。

人も少なく、ゆったりと見ることができて美術館に来ている感覚でした。

アメリカ館ほどの派手な展示はありませんが個人的にはすごく良かったです。

 

コンサートルームでは定期的にピアノのリサイタルが開催され、ポーランド出身の作曲家・ショパンのピアノ曲が楽しめるそう。

事前予約もコンサート付きと、なしのもので分かれていました。聴きたかったです…!

出口を出ると、ヘッドフォンが。こちらでショパンを聴くことができました。

ベンチもあったのでゆっくり聴きたかったのですが…この時20時ちょうど。帰りのシャトルバスまで1時間。

それまでにくら寿司行きたい!ということでダッシュでくら寿司まで向かいました。

 

🍴くら寿司 大阪・関西万博店

暗かったので外観写真は昼間のものです。

ポーランド館から西ゲートのさらに奥、かなり距離あるので到着したのは20時30分ごろ。

5分ほどでご案内しますと言われましたが2分ほどで着席。テーブル席の奥の方にカウンターが何席かありました。

時間もあるかもしれませんが、一人だとかなり早く入れそうです。

くら寿司 大阪・関西万博店メニュー

世界70カ国のメニューが楽しめます。

上記リンクのメニューを見てもらえたらわかる通りかなりたくさんある&想像がつかない。

調べる時間も無かったので名前とビジュアルで気になるものをいくつか頼んでみました。

1.🇸🇬チリクラブ

シンガポール共和国の料理。カニをチリソースで炒めたものです。

カニはそこまで感じられず…チリソースの味という感じでした。

2.🇨🇫フライドティラピア

中央アフリカ共和国で定番の魚、ティラピアの素揚げ。

ティラピアは別名「イズミダイ」。味が鯛にそっくりなんだそう。

出典:外来種「ティラピア」が食用魚にならなかった理由を食べて考える

クセは全くなく、美味しかったです。

3.🇵🇼アホ

パラオ共和国のスイーツ。こちらは完全に名前で選びました。

ココナッツソースの中に白玉のようなお餅が。上にもココナッツがかかっています。

 

くら寿司限定のステッカーも買いました。こちらもレーンで運ばれてきます。

他にも限定グッズたくさんあります!通販もあるそうなので、気になる方はぜひ。

オリジナルグッズ

そして、くら寿司といえば「ビッくらポン!」当たるともらえる景品も限定でした。

 

世界のメニューは320円統一。

味の想像がつかないので、何人かで行って少しずつ食べるというのも楽しそうです。

 

帰りのシャトルバスの時間も迫ってきたのでお会計を済ませ、バスへ乗り込みました。

 

・退場

退場は提示等は何もなく、そのまま出ていく形です。

帰りのバスに乗り込むタイミングでドローンショーが始まりました。

毎日21時に始まるそう。もう少し遅めのバスにすれば良かったです…。

バスの中からも少し見えたのですが、花火のようでとても綺麗でした。

⚠️強風や雨の場合は中止になるそうなので、最新情報は要確認⚠️

 

・まとめ

今回私が行った5月23日は開幕初日(4月13日)の12万4339人を抜いて過去最多となったそうです。

出典:【速報】23日の万博一般来場者は約13万9000人“過去最多”を更新 ようやく開幕初日を超える

食べるのにもパビリオンを見るにも常に並びますし、予約も困難ですが…

過去最多となった混雑具合の日に予約なし、ノープランでもここまで楽しめました。

 

ポイントとしては

・日陰が少ないので日焼け対策しっかり

・がっつり並ぶ時は折り畳みの椅子があると◎

・入場で使用するQRコードは結構よく使うので印刷orスクリーンショットしておく

・例の虫には出会いませんでした(大量に出る夕方にアメリカ館にいたから?)

でしょうか?

 

建物が全て美しく、ただ歩いているだけでもすごく楽しいです。

近くに住んでいている人は本当に羨ましい…!

みなさまぜひ、一度でも足を運んでみてください。

 

今回万博へ行くきっかけとなった、泉大津の工場への訪問。

泉大津は日本一の毛布の町です。そんな泉大津に生きる職人、瀧谷一夫氏の手がける毛布もぜひチェックしてください!

Silk Aura®(シルクオーラ®)

 

 

・おまけ

万博会場のあちこちに描かれている「こみゃく」たち

 

🇨🇿チェコパビリオンのオフィシャルマスコットのレネ

 

おもしろいトイレたち

COPYRIGHT ©D-BREATH CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.

このページの上部へ

メニューを閉じる