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MASUDAの一打 vol.11

2025.12.11

カテゴリー:

『DROP/ドロップ』

*公式サイトがないので、別サイトにて

今回は映画館ではなく、機内で観ました。

青島行きの飛行機で見終われるのをチョイスしたので95分と短めです。

飛行機内

シングルマザーのバイオレットの初デートが波乱万丈になるサスペンス映画。

エアドロップ的な機能を駆使し、指示、攻撃してくる犯人。

初めて会うヘンリーは、おかしい空気を察知し、退散を提案しますが、結局参戦。

限られた空間で、様々な登場人物が出てきて、もろもろあって、終幕って流れです。

今回は、少々マイナス感想です。

悲しいかな、登場人物の誰にも感情移入できませんでした。

なんでなんかなと、ちょっと考えてみました。

主人公のバイオレットは、きれいですし、いい感じの人っぽい。

ほかの登場人物も、わかりやすく、一癖あっていい味を出しています。

この中に、犯人が潜んでいるのかと考えると、スリリングだし、ぞっとしますし、面白い映画な予感が満載です。

絞りだした答えは、【家に残した子供が最優先だからこうなる(する)でしょ】の決めつけ。

◆バイオレットは、息子を助けるため、全て(自分もお相手も妹もホールもバーテンダーも)を犠牲にしようとします。

そりゃ離れた場所(自分がいるレストラン、息子がいる自宅)での出来事なので、もう無我夢中の五里霧中。

もちろん息子が大事なのはめちゃくちゃ理解できますし、自己犠牲する精神も構いません。

ただ他人を巻き込んで犠牲にしたらアカンでしょ、って思うんです。

全く関係のない一般人の命と引き換えにしてもいいなら、いろんなところで詐欺もテロも起こっちゃいますよ。

話がデカすぎてすみません。

映画だからこそ他人も傷つけず、息子も救う策を葛藤し、ひねり出してほしい。ブルースウィルスはできます。

絶対にバイオレットが、間違ってるわけではないけれど、なんかもやもやしてしまいます。

◆ほかの登場人物に関しては、個々の理由はともあれ、こんなことされたら理不尽すぎて怒るでしょ!?

死んじゃうかもしれなかったのに、ニコニコ和気あいあいなのもどうかなと。

◆犯人は犯人で、手法も、指示も、実行も回りくどすぎます。

他の良策がいくらでもあったように思います。

この狭い空間での地味な方法を選択した理由が、残念ながら全く伝わってきませんでした。

口コミを見てみて、一言です。

ヘンリー優しい、頼もしい妹、機転の利く子供、秀逸なストーリーなど好意的なコメントが数多くあります。

確かにそうなんだけど。

なので、もしかしたら感情移入できないのは、受け手であるMASUDAの方に問題があるのかも。

以上、感情移入できない考察でした。

で、今回の『DROP/ドロップ』、ぜひ観てみてくださいませ。

(宣伝ではありません)

DB広報部員 M

Holidaylnn

▼前回のMASUDAの一打シリーズはこちら▼

MASUDAの一打 vol.10

執筆

MASUDA
広報部員

MASUDA

関西人。間食をしない。

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